コエンザイムQ10の還元型はどんな人に向いている?

コエンザイムQ10には酸化型と還元型の2種類があり、体への吸収率や性質に違いがあります。
このうち、摂取をすすめられることが多いのが還元型です。
そこでもっと詳しく、還元型コエンザイムQ10の性質から、どんな人に向いているのかをご紹介します。

体内で活躍する還元型コエンザイムQ10

還元型コエンザイムQ10は吸収効率が良い

コエンザイムQ10は、体の中でエネルギー生産に関わっていたり、酸化による活性酸素を除去して抗酸化作用をもたらしたりなど、人間の健康に欠かせない成分です。

コエンザイムQ10には酸化型と還元型がありますが、このうち体内に存在するコエンザイムQ10のほとんどは還元型であることが分かっています。
酸化型コエンザイムQ10を摂取した場合でも、体内で酸化型から還元型に変換して作用させています。

つまり、コエンザイムQ10を意識して摂取するのなら、変換が必要な酸化型よりも、吸収してそのまま作用できる還元型のほうが効率がよいのです。
実際に、酸化型と還元型の違いを比較した実験でも、還元型の方が血中コエンザイムQ10濃度が上昇しやすいという結果が出ています。※1

このことから、コエンザイムQ10をより効率よく摂取したい人などに、還元型コエンザイムQ10がすすめられています。

※1参考文献:森下仁丹株式会社「表示しようとする機能性に関する説明資料(研究レビュー)」消費者庁)http://www.caa.go.jp/foods/pdf/A84-kinou.pdf

還元型コエンザイムQ10が持つ抗酸化作用

コエンザイムQ10に期待されている効果のひとつが、酸化によって発生する活性酸素を除去する「抗酸化作用」です。
この抗酸化作用は、コエンザイムQ10の種類のうち、還元型のみが持っています。

つまり、健康サポートの目的で抗酸化作用を期待する際にも、酸化型より還元型がおすすめです。

還元型コエンザイムQ10が向いているのはこんな人

酸化型コエンザイムQ10で効果を得られなかった人

日本では2001年にコエンザイムQ10を含んだ健康食品の販売が認められ、これまで多くの商品が登場してきました。
しかし還元型が安定してサプリメント化できるようになったのは近年のことで、過去に販売されてきた製品はそのほとんどが酸化型でした。

そのため、過去にコエンザイムQ10で効果を実感できなかった人でも、吸収効率のよい還元型なら効果を実感できる可能性があります。

加齢が気になる人

口から摂取した酸化型コエンザイムQ10を効率よく吸収できるかどうかは、酸化型から還元型への変換力がポイントになります。
しかしこの変換力は加齢によって低下していまいます。

つまり、年を取ればとるほど酸化型コエンザイムQ10を摂っても効果を感じ難くなるということです。
その点、変換の必要がない還元型なら、加齢が気になる人でも変換力を気にせず効率よく摂取できます。

よくスポーツをする人や疲労を感じやすい人

コエンザイムQ10は体を動かすエネルギー生産や、運動によって発生した活性酸素を除去する抗酸化作用があります。
そのためスポーツをする習慣がある人やよく体を動かす人は、その分コエンザイムQ10が多く必要です。
また、疲労を感じやすい人は、慢性的にコエンザイムQ10が不足している可能性があります。
どちらの場合も効率よく利用できる還元型がおすすめです。

以上のように還元型は、コエンザイムQ10を効率よく摂取したい人に向いています。健康食品などを利用する際には「還元型」と表示のある商品から選んでみるとよいでしょう。

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